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2002年6月2日発売 マキノ出版 ゆほびか

1ステージで体重が2㎏もへる和太鼓の演奏をささえてくれるのは「ニンニク卵」
和太鼓の演奏は体が資本の仕事

私が幼い頃から常に家にあったのが「ニンニク卵」です。もともとは父の母が自分で作って健康のために愛飲していたもので、両親が祖母から作り方を教わって、私の家でも常備するようになったのです。
幼稚園のころから、カゼのひき始めや、ちょっと体調が悪いときなど、母は必ず「これを飲めばだいじょうぶ」と、薬代わりにニンニク卵を飲ませてくれました。おかげでいたって健康で、学校を休んだこともほとんどありませんでした。

思春期になると、においが気になるのでニンニク卵から遠ざかっていましたが、短大を卒業してプロの和太鼓奏者となってからは、再び愛用するようになりました。

和太鼓の演奏は、体力的にとてもハードです。公演では1時間半から2時間、出ずっぱりですし、練習のときも、3時間ほど休みなしで演奏します。1回の公演や練習で体重が2㎏へることも珍しくありません。
また、筋力がなくてはいい音を出すことができないので、練習のない日は欠かさずジムに通い、筋力トレーニングと有酸素運動をしています。まさに体が資本の仕事です。

そこで、体力やスタミナ維持のためにニンニク卵を利用するようになりました。疲れたときなどに、ティースプーンに1杯ほど、そのまま食べています。ステーキの上に乗っているガーリックチップスのような味で、カリカリと香ばしく、そのまま食べてもおいしいのです。

最近、父から電話で「ニンニク卵を食べた後にリンゴを食べると、においがおさえられるよ」と教えられました。においが気になる人は、試してみるといいと思います。

料理に混ぜると味にこくが出る

ニンニク卵の作り方を、左ページに紹介しておきます。作るには多少、手間と時間がかかりますが、半年から1年はもつので、一度にたくさん作っておくとよいでしょう。

また、作るときはかなりにおいが出るので、必ず換気扇を回して、窓を開け放して作業しましょう。
なお、私は食感が残っているほうが好きなので、ニンニクは粗みじん切りぐらいの大きさに刻んでいますが、お好みで細かく刻んでもかまいません。

私流のニンニク卵の活用法は、お料理に使うことです。

サラダのトッピングとしてそのまま振りかけたり、ハンバーグのタネを作るときに混ぜ込んだり、スパゲティーのトマトソースを作るときに入れたりします。ニンニクを刻んだり炒めたりする手間が省けるので、料理にニンニク風味を効かせたいときに手軽に使えて重宝します。味にこくが出て、夫にも好評です。

私にとって、ニンニク卵は、昔から親しんできたいちばん信頼できる健康・栄養食品です。皆さんも是非試していただきたいと思います。